工事概要
名古屋市内にある既存の商業ビルの改修に伴い、サーバー室にて内壁塗材アスベスト除去工事を行いました。
そのため、安全対策として、粉塵の飛塵防止や固化処理まで徹底対応しています。
施工場所・期間
- 施工場所:名古屋市 新築建物内 サーバー室
- 施工内容:アスベスト除去、床養生、固化剤吹付
- 施工期間:2023年9月ごろ(3日間)
作業の流れ
① 施工前状況
施工前の壁面には、アスベスト含有の塗材が確認されました。
② 事前清掃
HEPAフィルター付きの掃除機で、床面や柱の粉塵を丁寧に除去しました。
③ 床養生の施工
アスベスト飛散防止のため、床面を二重に養生。隙間なく密封処理を行いました。
④ 剥離剤の塗布
壁面のアスベストを柔らかくするため、専用剥離剤をローラーで塗布しました。これには、飛散を抑制する働きもあります。
⑤ アスベスト除去作業
壁面の塗材を手作業で丁寧に除去し、飛散防止を徹底しながら、対応しました。
⑥ 除去完了
塗材除去後、下地コンクリートが露出した状態を確認。再飛散の心配がない状態へ。
⑦ 固化処理(吹き付け)
除去後の表面に、固化剤を吹き付けて仕上げ。微細な残留粉塵の再飛散を防止します。
工事完了後
全行程が完了し、安全な状態に復旧されました。
結果として新築工事に伴う設備設置にも安心して進められる環境が整いました。
担当者コメント
商業ビルのサーバー室のように高い安全性が求められる空間では、アスベスト除去後の処理までが非常に重要です。
弊社では調査から撤去・固化処理・法令対応まで一貫してご相談可能です。
再利用やリニューアルに伴う除去工事のご依頼もお気軽にお問い合わせください。
よくある質問
Q.固化処理とは何ですか?
A.アスベスト除去後に壁面へ専用薬剤を吹き付け、微細な残留粉塵を固定化し、再飛散を防ぐ処理です。
Q.固化処理は必ず必要ですか?
A.建物の用途や残留物質によって推奨される場合が多く、安全管理上有効です。
Q.稼働中の建物でも工事可能ですか?
A.はい、養生や負圧管理など安全対策を徹底しながら、稼働中施設でも対応可能です。
お問合わせ
商業施設や事務所など、アスベスト対策が必要な改修工事をご検討中の方は、ぜひ弊社へご相談ください。