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【施工事例】豊田市公共施設電気機械室吹付アスベスト除去工事

■工事内容

本現場では、レベル1に該当する吹付けアスベスト(青石綿)の除去工事を実施しました。
青石綿は特に発がん性が高く、アスベスト含有量が非常に高い危険性のある材料として分類されおり、慎重な対応が求められます。

■養生・封じ込め対策

現場では、壁面へのアスベストの吹きこぼし箇所が多数確認されました。
そのため、通常よりも壁面養生を一部省略し、隙間をくまなく塞ぐことで飛散防止効果を高めました。これにより、作業中の粉じん飛散リスクを最小限に抑えました。

工事概要

        • 所在地:愛知県豊田市
        • 工期:2024年3月23日~2024年3月28日
        • 施工面積:67㎡
        • 対象物質:アスベスト(レベル1)
        • アスベスト種類:青石綿(クロシドライト)

        ■作業の様子

        施工前の様子

        施工前の天井の状態です。

        施工前の天井の状態1
        施工前の天井の状態2
        事前清掃・養生作業

        掃除機で粉じんを除去し、壁面は1重、床面には0.15㎜のシートで2重で養生を実施しました。隙間なく密閉し、作業中の粉塵漏れ防止します。

        事前清掃の様子
        床を一重目のシートを養生している様子
        床を二重目を養生している様子
        壁の養生している様子
        養生完了後・行政の立ち合い

        養生が完了し、グリーンルーム設置し、外部と完全に隔離された構造により、周囲環境への影響を最小限に抑えます。行政担当者が安全設備と施工状況を確認している様子。

        養生が完了した後の様子
        養生が完了した様子
        クリーンルーム設置した後の外観
        行政担当者が安全設備と施工状況を確認している様子。
        作業前の環境測定の様子

        アスベスト除去作業に先立ち、作業環境の安全確認として粉塵濃度・負圧・気密性の3点測定を実施しました。

        デジタル粉塵計(LD-5R)による作業前の粉塵濃度測定の様子
        スモークテスターを使用して負圧環境の漏れを確認する作業の様子
        ルームインスペクタで負圧状態を確認している様子(差圧測定)
        アスベスト除去作業工程

        粉塵飛散抑制剤の吹付けからアスベスト除去、ブラシ仕上げまで一連の作業を実施しました。

        機械室の天井に粉塵飛散抑制剤を吹き付ける作業員
        吹付アスベストを手作業で除去している作業員
        アスベスト除去後の天井をブラシで清掃する作業員
        アスベスト除去完了、廃石綿を袋詰め

        アスベスト除去完了後、発生した廃石綿を適切に袋詰め処理しました。

        機械室でアスベスト除去完了を確認する作業員
        天井部分のアスベスト除去完了を指差し確認する作業員
        廃石綿を黄色い専用袋に詰める作業の様子
        粉塵飛散防止剤の吹付、養生撤去

        除去後の仕上げ作業として、粉塵飛散防止剤の吹付から養生撤去まで実施しました。

        粉塵飛散防止剤を吹き付けている作業の様子
        粉塵飛散防止剤吹付後の天井全体の完了状況
        養生を撤去している作業員の様子
        施工完了

        アスベスト除去作業をすべて完了しました。

        天井のアスベスト除去作業完了後の様子

        ■お問い合わせ

        すべての工程を無事完了し、作業環境の安全性を確保いたしました。
        今後も豊富な経験と専門知識を活かし、安心・確実な施工を提供してまいります。

        アスベストに関するご相談や調査・除去工事のご依頼は、ぜひショウテクト株式会社までお問合せください。


        お問い合わせはこちら

        アスベスト関連リンク

        アスベストに関する基礎知識や法令、除去工事の基準について詳しく知りたい方は、以下の公式情報もご参照ください。

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2025.09.29