アスベスト(石綿)という言葉は聞いたことがあっても、「自分の建物には関係ない」と思っていませんか?
実は、1970年代〜2000年代初頭に建てられた建物の多くに、アスベストが使われている可能性があります。
この記事では、建物の築年数ごとに「確認すべきポイント」をわかりやすく解説します。
そもそもアスベストとはなにか?
アスベストは、かつて「奇跡の素材」と呼ばれていた天然の鉱物繊維です。耐熱性・防音性・耐久性に優れており、1970〜80年代の建設ラッシュの時期に、学校・オフィス・工場・集合住宅など、あらゆる建物に広く使用されました。
しかし、アスベストの繊維を吸い込むと、数十年後に肺がん・中皮腫などの深刻な病気を引き起こすことが判明。日本では2006年にすべての製造・使用が原則禁止となりました。
築年数別チェックポイント
✅ 築50年以上(1975年以前に建てられた建物)
危険度:★★★★★ 特に注意が必要
1975年以前は、アスベストの使用量が最も多い時代です。天井や壁への「吹き付けアスベスト」が多く使われており、これは飛散しやすく最も危険なレベル(レベル1)に分類されます。
確認してほしいポイント:
- 天井や梁に、ふわっとした綿状の吹き付け材がついていないか
- 壁や天井のボードがひび割れていないか
- 設備の保温材が劣化・破損していないか
✅ 築35〜50年(1975〜1990年に建てられた建物)
危険度:★★★★☆ 可能性が高い
この時代も、アスベスト含有建材が広く普及していました。吹き付け材に加え、天井ボードや床材にも含有している場合があります。
確認してほしいポイント:
- 天井や壁のボード材にひびや破損がないか
- リフォーム工事を行う予定はあるか(解体・切断時に飛散リスクが高まります)
- 過去に大規模改修を行っている場合、その際の記録が残っているか
✅ 築20〜35年(1990〜2005年に建てられた建物)
危険度:★★★☆☆ 一部の材料に含まれている可能性あり
1990年以降は使用が段階的に規制されましたが、完全禁止は2006年です。屋根材・外壁材・床材などに含まれているケースがあります。
確認してほしいポイント:
- スレート屋根・サイディング外壁などの建材が使われていないか
- 床材にビニール系タイルが使われていないか
✅ 築20年未満(2006年以降に建てられた建物)
危険度:★☆☆☆☆ 基本的には問題なし
2006年以降に製造・使用が原則禁止されたため、新築物件であればアスベストが使われている可能性は極めて低いです。ただし、改修に古い建材を流用した場合などは例外です。
「うちは大丈夫」と思っていませんか?
アスベストが問題になるのは、主に建材が破損したり、解体・リフォーム工事を行うときです。
普段は封じ込められているため危険性は低いのですが、次のような場合は注意が必要です。
- 建物を取り壊す・大規模改修する予定がある
- 台風や地震で壁・天井が破損した
- 天井や壁にひびが入っている、ボロボロになってきている
こうした場合は、工事前に必ず専門業者による事前調査が必要です。法律でも義務化されています(大気汚染防止法)。
調査・除去はプロに任せてください
アスベストの調査や除去は、専門の資格を持つ業者しか行えません。
自分で触ったり、一般の解体業者に頼んだりすることは、法律違反になるだけでなく、周囲への健康被害を引き起こす危険があります。
ショウテクトでは、愛知県・名古屋市を中心に東海3県で、事前調査から除去・廃棄処理まで一貫して対応しています。
「うちの建物、一度確認してほしい」という方は、まずはお気軽にご相談ください。
現地での無料相談も承っております。
まとめ
| 築年数 | アスベストのリスク | 対応 |
|---|---|---|
| 50年以上 | 非常に高い | 早急に専門家に相談 |
| 35〜50年 | 高い | 解体・改修前に必ず調査 |
| 20〜35年 | 中程度 | 建材の種類を確認 |
| 20年未満 | 低い | 基本的には問題なし |
築年数が古いほど、アスベストが使われている可能性は高くなります。
「もしかして?」と思ったら、そのままにせず、まずは専門業者にご相談を。
ショウテクト株式会社
📞 052-627-0117(受付時間:8:00〜17:00 / 土日定休)
お問い合わせフォームはこちら
